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2022-10-20
老山で、鮮やかな秋に包まれよう

賑やかな夏が過ぎると、南京は優しい秋を迎える。情熱的な夏とは違い、少し肌寒くなるが、何となく温もりのある色が広がり、温もりのある雰囲気に包まれていく気がする。どこかへ足を伸ばし、自然の中で秋の呟きに耳を傾けよう。

老山国家森林公園

浦口全域を横たわる老山は「南京の緑の肺」と呼ばれてきた。老山の森林カバー率は90.3%に達しており、峰は大小合わせて89あり、目に入るのは全て山と林である。秋の老山は、鮮やかに染められ、一層美しく見える。標高により、樹木の色も変わり、銀杏、楓、梧桐、ホオノキなどは、溢れた絵具のパレットのように色がぶつかり合っている。日差しは枝葉の隙間から差し込み、こんな林の中で散策すると、秋ならではの趣を味わうことができる。

 登山歩道「老山雲梯」に沿って上に向かい、観光塔のテラスで老山の美景を一望することができる。天は高く、空は青く、赤い葉と黄色い花が輝き、人この素晴らしい秋色に酔いしれるだろう。もっと遠くを見渡すと、長江の姿も見える。さあ、自然の中で金陵という古城の秋を感じよう。


珍珠泉景勝地

錦秋の十月は、泉水が歌い、キンモクセイの香りが漂う。この時期の珍珠泉景勝地は湧き上がる泉水とともに空気に香りが満ち溢れ、格別の楽しみがある。珍珠泉景勝地はその泉水で世間に知られ、湧き上がる泉水は真珠のネックレスのように見えるため「珍珠泉」と呼ばれるようになった。一つの泉水に三つの景色が見られるのも世に稀な存在である。珍珠泉の源は一年中緑が生い茂り、絶えず水が湧き出る様子は、都市のそばにある仙境のようである。爽やかな山の風を浴びながら、泉水が流れるメロディを聞き、冷たい泉水を手で感じると気持ちよく感じるだろう。鏡湖で船に乗り、水の流れのままに両岸の景色を楽しんだり、観光ケーブルカーに乗り、雲の動きや森の緑を見て、静かなひと時を堪能するのも良い。

仏手湖郊野公園

仏手湖郊野公園は珍珠泉リゾート地の南に位置し、五つの半島は老山と一体になり、サファイアのように人々を魅了する光沢を放っている。秋の仏手湖郊野公園はとても静かで、湖水は綺麗に澄み、山々は緑に包まれ、家族や友達連れの旅行にぴったりの場所である。湖畔の道は林中に続き、歩きながらその景色を楽しめる。そよ風が通り過ぎると、湖面に波を軽く立て、湖畔のチカラシバも優しく揺れられて、ゆったりとした雰囲気を醸し出している。湖のそばでシートを敷き、日光の温もりを感じながら、おやつなど食べておしゃべりし、自由な時間を楽しもう。また、湖畔の夕日と夜の風を背景に、焚き火を囲み、満天の星を見上げて野山の味を堪能するのも、仏手湖ならではの秋のロマンチックな楽しみ方だ。