中山南路と昇州路が交わる場所にある熙南里は、南京ならではの歴史的な風貌が残る町並みである。ここは甘熙故居を文化遺産の媒体して、至るところに「緑の瓦と馬頭の壁、回廊と格子窓」のような建物が点在し、城南のきらびやかな過去を封印している。
古き良き路地を歩けば、南京の老舗レストランや各時代の歴史的建造物が改装されたミニ博物館群が見れるほか、「樊登読書」「三余書舎」などの人気の書店や中国風トレンド、無形文化遺産をテーマにした市場を散策することもできる。
ここを訪れたら、『南京喜事』も体験可能だ。観客は見るだけではなく、それぞれがお気に入りの南京の華やかな衣装を選んで、独特なキャラクターになりきり、神秘的な屋敷で起こる出来事に没入することで、自分だけの「南京物語」を楽しめる。