牛首山の麓には、石青、石緑、孔雀石などで出来た小さな城が隠れている。昼間、城の青さはとりわけ目立ち、風雅で雍容な気品を示す。夜になると、瑠璃が彩られて屋根を描き、耽美でロマンチックな魅力を放つ。少し目をやるだけで、千年の時代を越えられる。今日は漢唐の時代に戻り、金陵小城の風雅とロマンを悟ろう。
文心館—詩心文脈を悟る
文心館は燕集里の最も核心的な景観建築であり、主に昭明太子の文学での実績と魅力を示している。館内では、禅の雰囲気が溢れる文具や興味深い無形文化財が千年に渡る文化の生命力を際立たせ、観光客はそれに思わず酔いしれる。
地下1階にあるスカイミラーは6枚のスクリーンで作られ、「六朝」の文人雅士の生活シーンを全面的に示している。3D画面の中では、古きよき景色と人物が目に飛び込んで、1秒で千年をタイムスリップしたように、金陵の繁華を知ることができ、すごく臨場感があって、感動してしまうだろう。
隣曲巷—六朝の繁華を再現する
友達を数人誘って、隣曲巷を歩こう。秦淮八絶の金陵軽食を味わい、様々な装飾品を購入してみよう。錦衣玉帯の六朝時代の服を着てみると、思わず魏晋の名士の風流で日常的な生活シーンに入ったような気分になる。
写真出典:@weibo東南暁茜
凌霄台-古人の境界に臨む
隣曲巷に沿って進むと、凌霄台に登ることができる。凌霄台は金陵小城の一番高い建物である。高くそびえ立っている高台に立つと、金陵小城の絶景を一望できる。緑篠園の水波は揺れ、遠くには牛首山塔と仏頂宮がぼんやりと見える。「楽山楽水」の古人の境界を自ら体験しよう!
また、金陵小城では不定期に古風な歌舞公演が行われ、演者は歌って踊っている時、下駄と飾り物がぶつかり合い、調和の取れた音を出して、奇妙で美しい楽章を作り出す。観客は思わず濃厚な古風の雰囲気に酔いしれてしまう。
写真出典:@weibo光影剣客N
夜の金陵小城はライトアップされ、躍動する光と緑の瓦は互いを際立たせる。ここでは数え切れないほどの盛唐の美しい景色があなたを待っている。