聞いて、透き通った風鈴の音が清涼山観光地を鳴り響いている。清涼山観光地の新しいスポット―「系鈴祈福」広場がオープンしたのだ。一緒にチェックしてみましょう!
「系鈴祈福」広場
ここは写真撮影や遊覧にぴったりなスポットだけではなく、観光地の歴史・文化的要素を展示するエリアの一つでもある。明の時代の瞿汝稷が編集した仏家禅宗の語録『指月録』にある「解鈴還須系鈴人」(事の始末をつけるのは、やはりその原因を作った人でなければならない)ということわざはまさに清涼山観光地の清涼寺に由来しているそうである。清涼寺の前にある「系鈴祈福」広場は「解鈴還須系鈴人」のテーマ文化を展示している。
「風鈴が鳴いたら、故人が帰ってくる」。お気に入りの風鈴を選んで、自分の祈りや家族や友達への祝福と言葉を書いて、自分の手でここに結びましょう!
武侯祠
再建された武侯祠は図版、サンドボックス、マルチメディアビデオなどの方法で諸葛亮の南京建都への貢献を示している。これも国内のその他の武侯祠と異なるところである。
三国時代に諸葛亮は東呉を訪問し、秣陵石頭山(現在の南京清涼山)を通りかかるとき、秣陵の山や川を眺めて「鐘山はわだかまる龍、石頭は伏せた虎、この地こそ帝王がおるべきところ」とコメントしたと言われている。諸葛亮のこの一言で孫権は都をここに移し、南京十朝の都の歴史を開いた。清涼山も石頭が伏せた虎に似てることで天下に名を馳せた。
駐馬坂
駐馬坂は清涼山公園の東の大門内にあり、諸葛亮と孫権がここに馬を留めたことを記念するために、坂に書画巨匠の劉海粟の石刻を嵌めた。
最近、観光地では駐馬坂がアップグレードし、諸葛亮の銅像を立て、駐馬亭の上に展望台を新設した。観光のついでに、東門に建てられた諸葛亮の東呉訪問という大型石の浮き彫りも、じっくり鑑賞する価値がある。
このほか、清涼山観光地には古崇正書院、鳥台、清涼寺など、一見の価値があるスポットがたくさんある。