玄武湖は南京の都市部に位置する湖であり、東が紫金山に臨み、西が明城壁に面し、北が南京駅に隣接している。江南地区の最も大きい城内公園であり、中国最大の王立庭園の湖であり、唯一の江南王立庭園でもある。「金陵の明珠」と呼ばれ、国家の重点公園、国家AAAA級の観光地である。
南京の冬は寒いが、「蕭瑟」、「静寂」とはあまり関係がないようである。特に玄武湖で香りを嗅いで梅を探し、散策して鳥を観察し、水杉の色を楽しみ、赤に染まった楓を観賞する......冬の玄武湖は決してあなたをがっかりさせない。
香りを嗅いで梅探し
冬は梅と雪の季節である。雪景色になる前に、梅は一足先に香りを匂わせる。冬至が過ぎたばかりで、短気な蝋梅は咲いた。玄武湖の蝋梅は広く点在しているため、わざと探さなくても、何気なく微かな匂いが漂う偶然な出会いに恵まれる。
散策して鳥観察
湖の畔と林に水杉と緑の柳の色が混じり合い、一筋の青緑が水面に揺れる。一面の芝生の緑地を見て、気持ちがよくなる。玄武湖の冬は、確かに散策するいい時である。
生態環境が年々よくなるにつれて、玄武湖は多くの渡り鳥の越冬地となった。鵜、オシドリ、オオバン、マガモなど、渡り鳥が次々と玄武湖に到着し、南京の冬の「後湖飛鷺」の勝景の幕を開ける。
色を豊かにする水杉
水杉は季節ごとに異なる様子を見せる。春は幼くて浅い緑を見せ、夏は青々とする。秋は黄と緑が混じり合い、別様な趣がある。冬になると、水杉の葉はまばゆい赤褐色に変わり、水中にそびえ立ってすごく壮観である。冷たい天候が水杉の葉を優しい赤褐色に染め、真っ直ぐな水杉は美しい風景になる。
鮮やかな紅葉
水杉が静かな優しい見守りを意味するならば、玄武湖畔の鮮やかな紅葉には、生き生きとする活気がある。
2021年はすぐに終わるが、玄武湖の素晴らしさはまだまだ続く......