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2021-09-28
金陵秋食記

金モクセイの香りが漂いて秋の雰囲気が濃くなり、街角にある甘栗屋さんからの栗の香りと共に、南京の秋がやってきた。この季節の南京は何か違うところがあるのかと言えば、桂花糖芋苗(里芋のキンモクセイ水飴煮込み)に載せた甘い木犀の花、新しく出回るレンコンが砂糖水に漬ける美味しそうな蜜汁藕(蜜漬けレンコン)、また南京の人の食卓にある新鮮な菱である。

桂花糖芋苗

桂花糖芋苗(里芋のキンモクセイ水飴煮込み)は南京の有名な伝統スイーツであり、桂花蜜汁藕(キンモクセイの蜜漬けレンコン)、梅花糕(梅花の餅)、赤豆酒醸小団子(あずきの甘酒団子)と共に最も人情味溢れる金陵南京四大街頭軽食と褒められています。つやつやした桂花糖芋苗の口当たりは滑らかでさっぱりしていて、甘くて柔らかく、出汁は赤くて明るくて魅力的で、濃厚なキンモクセイの香りを漂わせています。

桂花蜜汁藕(キンモクセイの蜜漬けレンコン)

秋になると、蓮根が出回り、この季節のレンコンはカリッとしていて新鮮である。炒めるともう極美味しいであるけど、街にある店が「桂花蜜汁藕(キンモクセイの蜜漬けレンコン)」の看板を出して、このような食べ方がさらにいいだと注意してくれるようである。南京の人は特に桂花蜜汁藕が好きで、新しいレンコンが出回ると行列ができる。もち米をレンコンにいれ、モクセイのソースと砂糖の汁を漬けるため、桂花蜜汁藕はまた蜜汁もち米レンコンとも呼ばれる。甘味、もちもち、カリカリとする食感で多くの人に褒められる。

甘栗

街には甘栗の香りが漂うと、南京の秋が本当に来るとも言える。南京には「金味栗子」という店は地元の人の間で大人気で、甘栗のエルメスと言われる。炒めあがりの甘栗の果実をはぎ取って、甘くておいしい。その店を通ると、香と行列にひかれて食べに買ってしまう。

写真by:Bigger南京

菱は見た目がふつうであるが、食感がカリカリとしている。九月になると、南京にある市場やスーパーでは、一番目立つところにはきっと菱が置かれる。それを買って、蒸したり、肉やエビと一緒に炒めたりして、どの食べ方も美味しい。