南京の新旧のグルメをご紹介!
数ある中華料理の分類でも代表格に数えられる伝統的な「淮揚料理」に加え、国際都市ならではの多国籍料理や、最近では民国時代のテイストを取り入れたオシャレなレストランやバーなど、オリジナルのグルメが色々と楽しめます。今回は、南京を訪れたらはずせない店を、厳選してご紹介します。
①初めての南京なら、地元民も愛する名店「南京大牌档」から
初めて南京を訪れる人なら、まずは、観光の中心「夫子廟」の近くにある名店「南京大牌档」に。安くておいしいと地元民も足しげく通う店で、中山陵店、獅子橋店など市内に8店舗を展開しています。いつも入口はウェイティングの人たちで大行列。予約して向かうのがベターです。
いずれの店も、屋台風のカウンターにずらりと料理が並び、指差しして料理の注文が可能。南京の定番料理を中心に、約200種類という豊富なメニューが揃っています。
店の中はこんな感じ。南京情緒たっぷりです。
塩水鴨
蜜汁藕
②雰囲気の良さが抜群!広東風モダンチャイニーズの「瓦庫」
③伝統楽器の演奏も!江南料理の人気店「桂満隴」
こちらも行列必至の人気店。新街口にあるデパート「徳基広場」の7階レストラン街にある江南料理のお店「桂満隴」です。
デパートの中の店とは思えない2階建ての店内には、清代をモチーフにしたインテリアと提灯が飾られています。杭州料理をメインにした江南料理の数々をリーズナブルに食べられるのも魅力です。あらかじめ予約番号をもらっておいて、ショッピングをしてから訪れるのがオススメ。店頭の表示板に予約番号が点灯したら入店できます。
写真は、ジャスミン入りの卵料理「茉莉花烹蛋花」(左)、麺料理の「鶏絲涼面」(上)、甘酒のような米酒「龍碗」(右)。
楽しい演出の料理もあります。こちらの「烟薫乳鴿」は、ガラスのボトルに入って登場。
ボトルの中でハト肉がスモークされていたんです!
店内では、伝統楽器の演奏もあり、中国での旅気分を盛り上げてくれます。
④洋食をいただけるホテル「中央飯店」は民国時代の設えが素敵
総統府の近くに立地するホテル「中央飯店」は、民国時代創建の100年を超す老舗。民国時代の華やかな雰囲気を今に伝えるレトロモダンの建築が魅力です。
その1階にある「簡餐廰」では、ランチ、ディナー、カフェが楽しめます。民国時代のテイストを残すクラシカルな空間が、とってもフォトジェニック。
とくにオススメは、おトクな洋食ランチ。観光の合い間に利用するのに穴場のレストランです。写真のヒレステーキ「菲力牛排鉄板焼」が66元。ラテアートも本格的で、思わず写真に撮りたくなってしまうほどなんですよ。